こころ・支えあい

看護師によるがん罹患者向け個別SNS対話支援サービス『Tomopiia』

Tomopiia(トモピィア)は、がんと共に生きる方の「漠然とした不安」や「孤独」の解消をするために、担当の看護師さんがSNSで文字を使った対話を通じて個別にサポートするサービスです。医療の現場で患者さんと接してきた経験を持つ看護師さんが、ご家族に話せないこと、病院のお医者さんに言えない想い、がん罹患者の方それぞれが抱える気持ちに向き合い、寄り添います。TomopiiaのLINE公式チャンネルにお友だち登録いただければ、対話のお相手になる担当看護師さんにお繋ぎいたします。

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冊子『A compass for life with cancer -自分らしい人生と治療のために-』

がんと診断されたすべての人に向けた、ノート形式の冊子です(企画制作:NPO法人キャンサーリボンズ、発行:武田薬品工業株式会社)。タイトルの「compass(コンパス)」は、方位磁針や羅針盤という意味で、治療中の生活やご自身の価値観・役割などについて考えをまとめながら、これからのこと、方向性を見通す上でお役立ていただきたいという思いを込めています。精神腫瘍医、がんを専門とする看護師と薬剤師、そして、がん治療中の当事者が一緒になって試行錯誤を重ね、完成いたしました。

冊子冒頭の清水研医師の言葉です。

「がんは、人生を脅かす病気、と言われます。これからも変わらぬ日々が続くと考えていたのに、突然自分らしい生活ができなくなったと感じ、受け入れがたく、怒りや悲しみが心をめぐっている方もいらっしゃるかもしれません。もし、そういう気持ちを抱えていたら、まずはこころのままに過ごしてよいのです。<中略>あなたの中にも、自分らしい人生を取り戻す力は備わっています。その力を引き出すことに、このノートがお役に立てれば幸いです。」

武田薬品工業株式会社によるwebサイト『キャンサーペディア』よりダウンロードできますので、是非、お手にとってみてください。 

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冊子『A compass for life with cancer -ご家族・大切な人ががんと診断されたら-』

A compass for life with cancer -ご家族・大切な人ががんと診断されたら-

冊子『A compass for life with cancer -自分らしい治療と生活のために-』の第2弾として制作した冊子です(企画制作:NPO法人キャンサーリボンズ、発行:武田薬品工業株式会社)。
ご家族を始め、がんと診断されたご本人を支える周囲の人も、つらさを抱えています。接し方がわからなかったり、意見が違ったりして、どう支援してよいのか悩まれることもあるでしょう。そこで、「支える側」の方々にお話を聞き、その中から出てきた様々なこころの動きや場面でのヒントにしていただけるよう、精神腫瘍医、がん看護専門看護師とともに取り組みました。

冊子冒頭の清水研医師の言葉です。

多くの患者さんがご家族に希望するのは、特別なことではなく、いつも通り接してほしいということ、自分の気持ちをわかってほしいということです。しかし、いつも通り接するとはどういうことだろう、どうやったら本人の気持ちがわかるのだろうと、戸惑われる方も多いのです。この冊子は、そういうご家族の悩みに対して、具体的なヒントになるようにと作ったものです。また、がん治療はマラソンのようなものです。ご家族がご本人を支え続けるためにも、ストレスで参ってしまっては困りますので、セルフケアのコツについても書かれています。病気と向き合う道のりを、皆さまがしなやかに歩まれることを、私たちは願ってやみません。

武田薬品工業株式会社によるwebサイト『キャンサーペディア』よりダウンロードできますので、是非、お手にとってみてください。 

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朗読CD『あなたには、明日、生きる意味がある』

"2000年にアメリカのイリノイ州にある、がん専門病院を訪ねたとき、 「あなたには、明日、生きる意味がある」 という価値観を、がん治療を受ける方も、ご家族も、医療者も、すべての人が共有して、治療がスタートしていることに衝撃を受けました。以来、このことを大切にしています。そして、この朗読CDのタイトルにもいたしました。
生きる意味を考え生きる希望や勇気につなげていただきたいという思いが込められた、各分野の11人の短編文章を、朗読家の青木裕子さんの朗読でお聴きいただけます。本を読むのは少しおっくうに感じる方や、お見舞いなどにおすすめします。"

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書籍『患者の心を誰がみるのか』

NPO法人キャンサーリボンズでは、理事として患者さんの「グループカウンセリング」に携わり、自らも肺がんを患いながら最期まで患者さんに寄り添った故丸田俊彦医師(腫瘍精神科医、米国メイヨ・クリニック医科大学精神科名誉教授)が遺した言葉をご紹介した書籍です。キャンサーリボンズの中村清吾理事長、岡山慶子副理事長、そして当フェアで『いつでもあなたの傍らにいるということ-響き合うこころ』のセッション でご講演いただく森さち子さんによる編著となっております。

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